汚職が酷い国はどこ?平均は43点で日本は73点タイは36点~2018年度腐敗認識指数

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CORRUPTION PERCEPTIONS INDEX 2018
国際透明性機構(TI=Transparency International)はこのほど、公務員と政治家がどの程度汚職をしていると認識されるているかを国家別にランキングにした「2018年度腐敗認識指数(CPI=CORRUPTION PERCEPTIONS INDEX)」を発表しました。

CPIは世界180カ国を対象に、10の機関が調査した13種類のアンケート調査の報告を統計処理して作成されています。点数が0に近いほど汚職が多く、100に近いほど汚職が少ないことを意味する評価で、2018年に50点を下回った国・地域は全体の3分の2以上で、平均点は43点となりました。

1位から180位までの順位は1番下の表のとおりですが、汚職が少ない国上位6位と下位6位は以下のグラフのとおり。汚職が少ないのはデンマーク、ニュージーランド、フィンランド、シンガポール、スウェーデン、スイスで、アジアはシンガポールのみランクイン。反対に汚職が多い国はソマリア、シリア、南スーダン、イエメン、北朝鮮となっています。

2018年度腐敗認識指数
また、地域別の平均点を世界地図の上に表示したものが1番上にある図で、西ヨーロッパ&EUの平均点が66点と高く、東ヨーロッパ&中央アジアや、サブサハラアフリカの平均点が低め。アメリカとアジア太平洋は平均点ぐらい。

アジアだけを抜き出したランキングは以下のとおりで、日本はニュージーランド、シンガポール、オーストラリア、香港に次ぐ5番目で全体では73点で18位。タイはフィリピンと同率36点と平均の43点を下回り、99位につけています。

CORRUPTION PERCEPTIONS INDEX 2018
なお、過去7年間で汚職の認識が減った国にはアルゼンチン、コートジボワール、ガイアナで、反対に増えた国はハンガリー、メキシコ、マルタなど。ハンガリーのCPI減少幅は大きく、東欧革命があった1989年以降で最も低い点数となりました。

CORRUPTION PERCEPTIONS INDEX 2018 CORRUPTION PERCEPTIONS INDEX 2018
※PDFファイル ⇒ CORRUPTION PERCEPTIONS INDEX 2018


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