日清食品株式会社(本社:東京都新宿区)は、かつて販売した商品の中で、時代を先取りし過ぎで売れなかった“黒歴史”を代表する3商品を3日からリベンジ発売します。
その中になんと、タイ味のカップ麺が2つもあります。まず、一つ目が1995年夏、『緊急限定発売』という必死感満載のコピーで登場したトムヤムスープをベースに、スープにはレモングラスを使った「カップヌードル サマーヌードル」です。
当時トムヤムクンはタイ料理好きなら知ってはいても、今ほど市民権は得ていませんし、レモングラスに至っては、知る人ぞ知るという存在でしたから、営業も説明ができず大変に苦労したといういわくつきの商品です。
2つ目は2002年発売、タイ風甘辛屋台ソース「日清やきそば 熱帯U.F.O.」です。これもまた、パッタイやミーゴレンなどの“エスニック風焼そば” の知名度はまだ低く、手が伸びなかったのでしょう。
今でこそ、焼きそば界は、パクチーあり、チョコレート味あり、納豆あり、とどんな味でも受け入れる状況がありますが、15年前の発売当時は推して知るべしですね。
なお、黒歴史トリオのもうひとつは、天ぷら茶漬け風の「どん兵衛 だし天茶うどん」。こちらも、2002年茶系飲料が大ヒットするなか発売されたものの、ブームが飲料から食品までに波及することはなかったようです。
価格はいずれも税別180円です。
※特設サイト ⇒ 今度こそ売れてほしい!!黒歴史トリオ
◆ほかにもタイ情報満載のブログをどうぞ
スポンサーリンク