今年で28回目を迎える「アジアフォーカス・福岡国際映画祭2018」が14日から23日まで、キャナルシティ博多をメイン会場に開催されます。
ほとんどの作品が日本初公開となるアジア各国の映画は、今年も日本はもちろんのこと、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、台湾、香港、中国などの東南アジアをはじめ、インド、イラン、カザフスタンからも出品されています。
タイからは以下の2作品が上映されます。
ダイ・トゥモロー Die Tomorrow
2017年/タイ/75分監督 : ナワポン・タムロンラタナリット
上映日時 : 17日19:30、21日17:30
◇人生最後の日はごくごく普通。死がテーマの新感覚ムービー
死は誰にも訪れる。それは突然だったり、覚悟していたり。2012~17年の間にニュースや身の回りで聞いた話など監督の個人的な記憶に基づき、普通の人々が死を迎える前日のエピソードをオムニバス形式で描く。また、子どもから老人まで個人の死生観を問うインタビューを交えたハイブリッドな作品。
別れの花 Malila: The Farewell Flower
2017年/タイ/99分監督 : アヌチャー・ブンヤワッタナ
上映日時 : 17日13:30、18日10:15、21日12:30
◇生と死、そして愛…彼らの魂の行方を描く映像詩
バナナの葉と花で作るバイシーはタイの儀式で使用される伝統的な装飾品。末期ガンに冒され自らの癒しのためにバイシー作りに専念する男、結婚生活に失敗しジャスミンの花を栽培する男、彼らは元恋人同士だった。死者の魂が宿るとされるバイシーを象徴に、二人の愛と死生観を圧倒的な映像美で描く。
※アジアフォーカス・福岡国際映画祭2018 ⇒ 公式サイト、Facebook
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