英人材コンサルティング会社ECAインターナショナルはこのほど、出張旅行でどのくらい経費が掛かるかのランキングを発表しました。
それによると、ニューヨークが1日793ドルでトップ、アジアで最も高かったのは香港(508ドル)の29位でした。
これは、世界の主要都市を出張で訪れた場合のコストを計算した2017年内のランキングで、経費には4つ星ホテルの宿泊費、食費、洗濯、タクシー代、日常必需品の代金などが含まれています。調査対象は192カ国・地域の375都市。
ニューヨークの場合、は4つ星ホテルが1泊平均509ドルと高い上、食事の際に15―20%のチップが必要で、コストが膨らんだため、前年に引き続き第1位となりました。
昨年1位の東京の経費は501ドル(約5万4,745円)で、第2位となりました。これは、香港の経費は前年と同じだったものの、東京が円安から米ドル換算で順位が下がったため。
香港、東京以外のアジアのランキングは上表の通り、3位以下シンガポール479ドル、ソウル479ドル、釜山435ドル、横浜423ドル、ダッカ417ドル、神戸415ドル、上海394ドル、マカオ388ドルとなっています。
バンコクは278ドルで、初めて50位(アジア地域)以内にランクインしました。
なお、アジア最下位はマレーシアのクアラルンプールとジョホールバル。これは、通貨リンギが域内主要通貨と比べ安いことが影響しています。
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