今年で30回を迎える「東京国際映画祭(Tokyo International Film Festival)」が10月25日~11月3日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、EXシアター六本木、東京国際フォーラムなどを会場に開催されます。
今年、実写邦画の興行収入1位を記録している「銀魂」(福田雄一監督)でヒロインを演じたほか、21日公開の「斉木楠雄のψ難(さいなん)」(同)にも出演している橋本環奈(18)さんが「東京国際映画祭アンバサダー」に就任、初日のレッド・カーペットやオープニングセレモニーに参加するほか、映画祭の「映画の未来の開拓」に向けた取り組みを世界に広く紹介いく役割を担います。
タイからは小説家で脚本家でもあるプラープダー・ユン氏の二本目の監督作品「現れた男」ほか、以下の作品が上映されます。
◆現れた男(Someone from Nowhere)
87分 カラー タイ語 | 2017年 タイ |
[監督/脚本]プラープダー・ユン
ナパットソーン・20代・女性。その日も快適な朝が始まるはずだった。ところが傷を負った男が部屋に入ったところから事態は急変し…。室内で展開するシュールでミステリアスな男女のドラマ。タイ文学界の若きカリスマ、プラープダー・ユン2本目の監督作。
◆4月の終わりに霧雨が降る(In April the Following Year, There Was a Fire)
76分 カラー タイ語、イサーン語 | 2012年 タイ/オランダ |
[監督/脚本]ウィットチャーノン・ソムウムチャーン
東北タイのイサーン地方を舞台に、失業して帰郷した男とともに進行するタイならではのユルくて実験的な作品。現実と虚構が絡み合い、映画を撮ることと撮られることが反転する。アジアフォーカス・福岡国際映画祭2012出品。
◆ポップ・アイ(Pop Aye)
102分 カラー タイ語 | 2017年 シンガポール/タイ |
[監督]カーステン・タン
失意の建築家がバンコクの街中で幼いころ飼っていた象のポパイと再会。かつて一緒に育った農場をめざして象と人間の旅が始まる。サンダンス映画祭で話題沸騰、新人女性監督カーステン・タンのゆったりゆっくりロードムービー。
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