シンガポールで70年以上愛されるシンガポール料理店「Ya kun Kaya Toast(ヤ・クン・カヤ・トースト)」がこのたび日本に初上陸、気軽に立ち寄れるカフェテリア形式の新宿店をオープンしました。
カヤ・トーストとは、シンガポールを代表するソウルフード。カリカリの薄切りトーストに、カヤ・ジャムをたっぷりと塗り、スライスバターをサンド。さらに半熟卵を絡めて食べるのが、ローカル流です。
カヤ・ジャムとは、ココナッツ・ミルク、卵、砂糖、パンダンリーフから作られた東南アジアでは定番のジャムです。
カヤ・トーストと一緒に半熟卵(温泉卵)を食し、コンデンスミルクが入ったコーヒーを飲むのがシンガポール流の朝ごはん。甘い味付けにたっぷりのバターと、カロリー高めなところが気になる方もいるかもしれませんが、長期滞在するシンガポール在住日本人の中では、シンガポールB級グルメとしてカヤ・トーストにハマる人が続出しているのだとか。
朝7:00と早朝から営業しているので、現地同様、朝食に利用するのもおすすめ。またセットやシンガポールチキンライス(タイのカオマンガイ)やラクサなどの食事メニューやドリンクメニューも充実しているため、ランチ時にももってこいです。
◆Ya Kun Kaya Toast 新宿住友ビル店
東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル 地下1階 B-7区画(tel. 03-6258-1358)
シンガポールのパンが「カヤ・トースト」なら、片やタイは「カノムパン・サンカヤー・バイトゥーイ(ขนมปังสังขยาใบเตย)」ではないでしょうか。
「カヤ・トースト」のカヤ・ジャムでも出てきたパンダンリーフとはバイトゥーイのことです。
カノムパン・サンカヤー・バイトゥーイは、一口サイズにカットした食パンをバイトゥーイ(パンダンリーフ)で香りづけをしたカスタードクリームにつけて食べる料理です。
カノムパン・サンカヤー・バイトゥーイを食べるならば、カノムパン屋台かカフェがおすすめです。柔らかく蒸されて、熱々のふわふわになったパンが食べることができます。
「カヤ・トースト」と「カノムパン・サンカヤー・バイトゥーイ」の両方を食べたことのある人によれば、カヤトーストはザクザク、後者はふわふわと触感が違うほか、カヤジャムはサンカヤー・バイトゥーイほど綺麗な緑色ではなく、サンカヤー・バイトゥーイのほうが甘さ控えめで美味しいとか。もちろん個人差はあると思いますが・・。
バイトゥーイがどんな葉か分からないという方、タイ料理の「ガイ・ホー・バイトゥーイ」を食べたことないですか。
この鶏肉のバイトゥーイ包み揚げに使われているのがバイトゥーイです。こちらもシンガポールに似た料理があります。それが「ペーパーチキン」です。
タレに長時間漬け込んだぶつ切りの骨なし鶏肉をパラフィン紙で包んで油で揚げた料理で、袋状に加工されたパラフィン紙に鶏肉とタレを入れ、入り口をしっかりねじった状態で揚げられるので、袋の中にうまみがぎゅっと凝縮されているのが特徴です。
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