「第12回大阪アジアン映画祭」でタイ映画が一挙5作品上映中

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第12回大阪アジアン映画祭3月3日(金)から12日(日)まで開催されている「第12回大阪アジアン映画祭」では、今年が日タイ修好130周年に当たることからタイ映画5作品が一挙上映されます。

5作品は以下の通りですが、「グランプリ(最優秀作品賞)」「来るべき才能賞」等が決まるコンペティション部門には、「暗くなるまでには」と「一日だけの恋人」が出品されています。

◆暗くなるまでには
2016年|タイ・オランダ・フランス・カタール|105分
監督:アノーチャ・スウィチャーゴーンポン

ある女性映画監督が70年代のタイの学生運動活動家で後に作家になった女性をインタビューする場面から始まる。そしてタイの有名男優・女優が自分自身を演じている。また、次々と転職するウェイトレスと異なる人々の人生が見えない縁で繋がれていく。


◆一日だけの恋人
タイ/2016年/135分
監督:バンジョン・ピサンタナクーン

デンチャイ(チャンタウィット・タナセーウィー)は企業のIT部門に勤めるオタクな30代の男。社員達はパソコンの修理に彼を呼びつけるが、存在感が薄いせいか誰にも名前を覚えてもらえない。営業部のヌイ(ニター・ジラヤンユン)だけは彼の名前を呼んでくれ、デンチャイは一瞬で恋に落ちるが、彼女は高嶺の花。社員旅行で北海道に出かけた際、ヌイにアクシデントが起きた。彼の“一日だけでいい。彼女の恋人になれたら”という願いがある条件つきで叶うことになるが……。


◆突然20歳 タイの怪しい彼女
2016年|タイ|130分
監督:アーラヤ・スリハーン

パーンおばあちゃんは頑固で口うるさい74歳。同居する家族はおばあちゃんを老人ホームに送ろうとしていた。おばあちゃんは悲しくなって家出をし、あてもなく歩いていると写真館を見つけた。遺影のつもりで写真を撮り、店を出てガラスに写った自分の顔を見たらいきなり20歳に若返っていた! 人生を楽しむことに決めた20歳のおばあちゃん(ダビカ・ホーン)は自分の孫、ブーム(クリサナプーム・ピブンソンクラーム)のバンドにボーカルとして参加。彼女の歌声に惚れたTV局プロデューサーのナット(サハラット・サンカプリーチャー)はバンドを売り出そうと急接近してくる。
韓国映画『怪しい彼女』のリメイク版。


◆ギフト
2016年|タイ|144分
監督:チャヤノップ・ブンプラゴーブ、ジラ・マリクン、ニティワット・タラトーン、グリアングライ・ワチラタンポーン

昨年お亡くなりになったプミポン国王陛下は音楽を愛し自ら作詞・作曲を手掛けた曲が48曲あり、タイ国民の間で演奏され親しまれている。「ギフト」はそのうちの3曲から着想を得て、世代の違う4人の監督が制作した3話オムニバス作品。
▶「ヤームイェン(夕方)」ビームとペンはある国の大使館主催の留学生お別れパーティーのリハーサルで大使役と大使夫人役を演じることになり、知り合った。
▶「Still on My Mind(今も心の中には)」ファーはアルツハイマーの父親のために会社を退職した。彼女は母親が好きだった曲を演奏できるようになり、父親の記憶を取り戻したいと思う。そんな時ピアノの調律師エーと出会う。
▶「ポーンピーマイ(新年の祝福)」ロンはバンドを続けても売れないので音楽をあきらめ就職した。人事部のキムはその事を知り、新年の祝いの曲を演奏するため募った社内バンドにロンの事を誘う。


◆種
1987年|タイ|111分
監督:バンディット・リッタゴン

プミポン国王陛下の即位40周年(1986年)を記念し、翌87年に劇場公開。タイ王室プロジェクトと農民の暮らしをタイ映画界の巨匠、故バンディット・リッタゴン監督(1951年~2009年)が映画化したもの。06年には即位60周年を記念してドルビー・デジタル版を再公開しています。




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