国際NGO(非政府組織)の国際透明性機構(TI=Transparency International)はこのほど、公務員と政治家がどの程度汚職をしていると認識されるているかを国家別にランキングにした「2022年度腐敗認識指数(CPI=CORRUPTION PERCEPTIONS INDEX)」を発表しました。
TIは「与えられた権限を濫用して私的利益を得ること」を「腐敗」と定義し、専門家や実業家らに調査。各国の公務員や政治家の腐敗度が最も酷い場合をゼロ、最もクリーンな場合を100とし、各国の汚職の状況を「腐敗認識指数」(CPI)という独自指数を用いてランキング化しています。
スコアが高いほど、汚職が進んでいないということになり、CPIを見ることで、各国の公的部門の腐敗度が分かるようになっています。
最も清廉とされたのはデンマークでCPIは90点。2位はフィンランドとニュージーランドで87点、4位ノルウェー84点、5位はシンガポールとスウェーデンで83点、7位スイス82点、8位オランダ80点、9位ドイツ79点、10位はアイルランドとルクセンブルクで77点という順位でした。
タイの清廉度は前年から9つランクを上げ、調査対象の180カ国・地域中101位(36点)に。日本は昨年と変わらず73点で英国と同率の18位という結果。
ほか主要国とアジア諸国・地域は12位香港(76点)、14位カナダ(74点)、18位日本、英国(73点)、21位フランス(72点)、24位米国(69点)、25位台湾(68点)、31位韓国(63点)、61位マレーシア(47点)、65位中国(45点)、77位ベトナム(42点)、85位インド(40点)、110位インドネシア(34点)、116位フィリピン、モンゴル、ウクライナ(33点)、126位ラオス、メキシコ(31点)、137位ロシア(28点)、150位カンボジア(24点)、157位ミャンマー(23点)――。
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