イギリスのコンサルティング会社であるヘンリー・アンド・パートナーズ(Henley & Partners)は4月13日、ノービザ(または到着ビザ)で入国できる国の数を比較したパスポートランキングを発表しました。
それによりますと、世界最強第1位となったパスポートは日本で、現在193カ国をノービザ(または到着ビザ)で訪問することが可能です。
2021年パスポートランキングのトップ10は以下のとおりですが、タイは80カ国でオマーンと並んで65位となっています。
1.日本(193カ国・地域)
2.シンガポール(同192)
3.ドイツ、韓国(同191)
4.フィンランド、イタリア、ルクセンブルク、スペイン(同190)
5.オーストリア、デンマーク(同189)
6.フランス、アイルランド、オランダ、ポルトガル、スウェーデン(同188)
7.ベルギー、ニュージーランド、スイス、英国、米国(同187)
8.チェコ、ギリシャ、マルタ、ノルウェー(同186)
9.オーストラリア、カナダ(同185)
10.ハンガリー、リトアニア、ポーランド、スロバキア(同183)
このランキングはヘンリー&パートナーズが国際航空運送協会(IATA)をデータを基に、199の国と地域を対象に2006年から毎年調査しているもので、日本が1位になった要因のひとつとして「日本は他国と比べて不法滞在者が少なく、海外渡航の際でも優れたマナーの国民と評価されている点」を挙げています。
ただし、それと同時に同社は「ある意味で皮肉なことに、日本はランキング1位でありながら、7月に開幕予定の東京2020オリンピック・パラリンピックで海外からの観客を受け入れないという難しい決断をした」指摘しています。
ちなみに、世界最強パスポートの日本でもビザなしで入れない国・地域が35あります。
それが、▶アジア=アフガニスタン、ブータン、北朝鮮、トルクメニスタン、▶ヨーロッパ=ロシア、▶アフリカ=アルジェリア、アンゴラ、ベナン、ブルキナファソ、ブルンジ、カメルーン、中央アフリカ、チャド、コンゴ民主共和国、コンゴ共和国、コートジボワール、ジブチ、赤道ギニア、エリトリア、ガンビア、ガーナ、ギニア、リベリア、リビア、マリ、ニジェール、ナイジェリア、南スーダン、スーダン、▶オセアニア=ナウル、▶カリブ=キューバ、▶中東=イラク、オマーン、シリア、イエメンと、圧倒的にアフリカが多いですね。
※参照サイト ⇒ The Henley Passport Index
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