CNNトラベルはこのほど、「CNNトラベル 世界のベスト料理50」のランキングを更新、2020年版ランキングとしてトップ50を発表しました。
それによりますと、タイのマッサマンカレー(上画像)が2011年に引き続き第1位に輝きました。
タイからはほかに8位=トムヤムクン(右画像)、46位=ソムタム(下画像)と3つのタイ料理が選出されています。
タイ料理好きとしては、ベスト1にタイ料理が選ばれることは嬉しい限りなのですが、それがどうして「マッサマンカレー」なのかは腑に落ちないところがいまだにあります。
タイからカレーが選ばれるとしたら断然「グリーンカレー」でしょう、と思う方は少なくないと思います。
それで、この調査をもう少し調べてみると、選考基準や選考人物等が明記されていません。
どうも、これはアメリカCNNの国際向け放送の旅行番組内で決められたもののようで、番組スタッフの話し合いで決められた節があります。
一体全体「世界のベスト料理50」にどんな料理がランクされているのか見てみれば、このランキングが信用するに足らないものであることが分かってくるのではないでしょうか。
たとえば、50位にバターポップコーン(米国)、48位にポテトチップス(英国)とあって、仕舞には39位ケチャップ(米国)、34位メープルシロップ(カナダ)と、これはもはや料理ではなくただの調味料です。
こんな調査に日本人が加われば、何でもかければ美味しくなる「しょうゆ」最強となってしまうかしれません。
ちなみに日本からは、4位に寿司、29位に近江牛ステーキ、32位にあん肝(左画像)とタイ料理と同じく3品がランク入りしています。
確かに美味しそうな料理も選ばれていますが、突っ込み所満載な、「CNNトラベル 世界のベスト料理50」、あんまり本気にぜず、楽しむ程度にしておいたほうがいいかもしれませんね。
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