WBA世界フライ級タイトルマッチが23日午後8時、エディオンアリーナ大阪(大阪市浪速区難波中3-4-36)でゴングが鳴らされます。
王者の井岡一翔(井岡)に挑戦するタイのノクノイ・シットプラサート(同級2位)は、66戦62勝(38KO)4敗の戦績で現在61連勝中。これまで獲得したタイトルはWBCライトフライ級ユース王座とWBAインターナショナルシルバー王座の2つです。井岡より2歳年上の彼は、1986年11月22日生まれの30歳です。
18日に大阪市内で練習を公開したノクノイ・シットプラサートは世界初挑戦ながら「特に不安はない。どちらかというと、楽しみな気持ちが強い」と余裕を見せ「必ずKOしようと思っている」と、ベルト奪取に自信を示しました。
それもそのはず、彼のセコンドについたのは元WBC世界フライ級王者のチャッチャイ・サーサクン氏(47)。現役時代の97年11月、札幌で同級暫定王者として正規王者・勇利アルバチャコフ(協栄)に判定勝ちするなど3度防衛、引退後はトレーナーとして世界王者を2人輩出しています。
チャッチャイ氏は「井岡の世界戦はほぼ全試合見たが、勝負のカギはパンチのタイミング。勝たせる自信はある」と不敵の笑みを浮かべました。
今回王者・井岡一翔が勝てば、5度目の防衛を果たすとともに、世界戦勝利記録を14にし、具志堅に続く日本記録となります。
ノクノイ・シットプラサートが勝てば、もちろん初の世界王座奪取となります。さて、この戦いどうなるのか、明日の夜が楽しみですね。
※ノクノイ・シットプラサートの戦歴・戦績はこちら ⇒ ノックノイ・シットプラサート(Noknoi Sitthiprasert)(タイ)
◆ほかにもタイ情報満載のブログをどうぞ
スポンサーリンク
コメント
ノックノイ、倒されずにフルラウンド戦って善戦したみたいですね!
井岡くんはタイ人との対戦が好きみたいなんで、またタイにもチャンスが来るでしょう。次ぐらいはひょっとして王座奪還なるか!?
<Tui☆さん>結局判定でしたね。井岡は防衛ということに重点を置いた戦いだったようです。また、タイにチャンスがまわってきますように・・・!