イギリスのコンサルティング会社であるヘンリー・アンド・パートナーズ(Henley & Partners)は1月10日、ノービザ(または到着ビザ)で入国できる国の数を比較した2023年のパスポートランキングを発表しました。
それによりますと、「最強パスポート」は日本が5年連続1位で、227の国と地域のうち193をビザなしで訪れることが出来ます。
一方「最弱パスポート」は昨年に引き続きアフガニスタンで、ビザなしで渡航できる国・地域は27にとどまっています。
なお、タイは昨年の66位から2ランクダウンの68位で78カ国でした。
このランキングはヘンリー&パートナーズが国際航空運送協会(IATA)をデータを基に、199の国と地域を対象に2006年から毎年調査しているもので、世界の旅行者は昨年、コロナ禍前の水準の75%前後にまで回復したとしています。
2023年版のパスポートランキングは以下の通り(カッコ内はビザなしで渡航できる国・地域数)。
1位:日本(193)
2位:シンガポール、韓国(192)
3位:ドイツ、スペイン(190)
4位:フィンランド、イタリア、ルクセンブルク(189)
5位:オーストリア、デンマーク、オランダ、スウェーデン(188)
6位:フランス、アイルランド、ポルトガル、英国(187)
7位:ベルギー、ニュージーランド、ノルウェー、スイス、米国、チェコ(187)
8位:オーストラリア、カナダ、ギリシャ、マルタ(186)
9位:ハンガリー、ポーランド(184)
10位:リトアニア、スロバキア(183)
ちなみに、世界最強パスポートの日本でもビザなしで入れない国・地域が34あります。
それが、▶アジア=アフガニスタン、ブータン、北朝鮮、韓国※、トルクメニスタン、▶ヨーロッパ=ロシア、▶アフリカ=アルジェリア、アンゴラ、ベナン、ブルキナファソ、ブルンジ、カメルーン、中央アフリカ、チャド、コンゴ民主共和国、コンゴ共和国、コートジボワール、ジブチ、赤道ギニア、エリトリア、ガンビア、ガーナ、ギニア、リベリア、リビア、マリ、ニジェール、ナイジェリア、南スーダン、スーダン、▶オセアニア=ナウル、▶カリブ=キューバ、▶中東=シリア、イエメンと、圧倒的にアフリカが多いですね。
※韓国政府は2022年11月、日本から訪れる90日以内の短期滞在者への査証(ビザ)免除措置を全面的に再開していますが、ビザなしで渡航する場合は事前に電子旅行許可(K-ETA)を申請する必要があります。
◆ほかにもタイ情報満載のブログをどうぞ ↓
にほんブログ村